髪の毛の構造とは

髪の毛はもともと皮膚の一部が変化したものです。

胎児の発育とともに皮脂腺や汗腺と一緒に発生し形成していきます。

髪の毛は肉眼で見ることができる”毛幹部”と頭皮の中にある”毛根部”とに区別されています。

”毛根部”は発毛や育毛においてとても重要な部位となり、深く強い毛根ほど抜けにくく育ちやすい髪の毛となり、浅く弱い毛根ほど成長途中の髪の毛が抜けてしまうことになります。

また、この毛根部では髪の毛を作り出す”毛母細胞”もあります。

毛母細胞の中心には”毛乳頭”と呼ばれる組織があり、この毛乳頭が毛細血管から髪の毛に必要な栄養を吸収し毛母細胞に送ります。

受け取った毛母細胞は細胞分裂を行い髪の毛を成長させ、成長した部分が毛幹部となり太くて長い髪の毛へと成長していきます。

ヘアサイクルを知る

髪の毛には「発毛サイクル」があり、およそ3年~7年周期で脱毛し発毛していきます。

人の頭には平均10万本の髪の毛があり、ひとつの毛根から3~5本の髪の毛が生えています。

この発毛サイクルがすべての髪の毛で行われているため毎日50~100本の脱毛があります。

この発毛サイクルには4段階に別れており、①毛母細胞が細胞分裂を行うことで髪の毛が成長する成長期、②成長が止まり毛根が縮小する移行期、③休眠状態の時期④新しい髪の毛が生え休眠状態の髪の毛を押し出し脱毛させる脱毛期とわかれます。

この発毛サイクルのほとんどが成長期となり、全体のサイクルの80%以上だといわれています。

もし、髪の毛に栄養が行かないことでこの成長期が短かった場合どうなるのでしょうか?

太い髪の毛にならず、抜け毛が多くなるということになってしまいます。

毛乳頭の細胞分裂を邪魔するDHTとは!?

このように髪の毛の成長には毛乳頭のはたらきが重要なのがわかりました。

生活環境を変えて毛乳頭を活発化させることがなによりも重要となります。

しかし、生活環境を変えてもダメな場合もあります。

それは男性ホルモンの影響です。若はげの原因でも書きましたが、ホルモンの影響で髪の毛が成長しないこともあります。

男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)の成人での作用は、薄毛、体毛の増加、精力の減退、前立腺の肥大とあまりよい作用がありません。

つまり、このDHTを根本から経つことが毛髪の改善にもなるのです。

DHTは5aリダクターゼⅡ型という酵素と男性ホルモンの主成分であるTH(テストステロン)が結びついて誕生します。

そして、5aリダクターゼⅡ型は前頭部~頭頂部、ヒゲに多く存在します。

おわかりですね。5aリダクターゼⅡ型酵素が存在する場所はDHTとなりはげやすいということとなります。

↑ PAGE TOP